53番です。
In any case, my point is that, it was during the course of this interview, when I raised the question of the difficulty of recruiting suitable staff in these times, that Mr Farraday, after a moment's reflection, made his request of me;
in any case どんな事情にせよ ともかく 少なくとも それに加えて
during the course of = in the course of の間に のうちに
分解するにしても、手ごわいですね。
1 In any case,
2 my point is that,
3 it was during the course of this interview,
4 when I raised the question of the difficulty
5 of recruiting suitable staff in these times,
6 that Mr Farraday,
7 after moment's reflection,
8 made his request of me;
こんな風に分解できると思います。
ポイントは、2行目と、3行目と6行目でしょうか。
どちらも、単純なSVCの文形で、形式主語とかの文ではない、ということです。
my point is that と、 it was that という文なのです。
ですから、2行目は「私の指摘は that です」、つまり「私の気がかりはこのことです」で、そのまま次の3行目の it に続き、「それは、インタビューの間に、that 以下のことです」となります。
3,4,5行目は、
「インタビューの間に」は、「打ち合わせの間に」
「困難な問題であると申し上げたとき」は、「至難な問題でございますと申し上げた時」
「昨今、適当な人材を採用するという」は、「昨今では優秀な職員の中途採用は至難な問題でございますが」と、
少しずつ変えてつなぎます。
6行目の that は、関係代名詞というべきで、「ファラディさんが、ちょっと考えたのちに、私に出したところの指示」となります。
まとめて書くと、
「ともかく、私の気がかりはこんなことでございまして、打ち合わせの間に、昨今では優秀な職員の中途採用は至難な問題でございますがと申し上げた時、ファラディ様は、しばらく考えたのち、私に指示をお出しになられたのでございます」
と訳し、その指示の内容が、セミコロンで次の文に続きます。
それはまた次回。