69番です。

 

Admittedly, our present team of four would manage this programme only with reinforcement from some daily workers; 

 

admit   認める 許可する

    admittedly   一般が認めているように 明らかに 認められて

manage    経営する 管理する うまく取り扱う 何とかやり遂げる

programme   =  program   プログラム 番組 計画 予定表

reinforcement    補強 強化 増強 援軍

 

分解をしたくても、これ以上しようがない、という文ですが,

 

1   Admittedly,

2   our present team of four   would manage   this programme

3                  only with reinforcement 

4                                                            from some daily workers; 

 

あえてしてみると、こうなります。

 

2行目が、骨格ですね。SVOの形をしています。

「私たち四人からなる編成は、プログラムを遂行します」ですが、

例のごとく would は仮定法を表していますから、このプログラムというのは、スチーブンスが、頭で考えただけで、まだ実現していないものなのです。

「うまく遂行できるはず」といった感じを表しているのです。

「遂行するつもりですが」とか「遂行する予定ですが」などとすれば、仮定の感じが出るようですが。

 

さて、programme をどう訳すかですが、内容は、「邸館を維持管理するために予定通りに繰り返される日常業務」ということです。

「日常業務」なら、そういう感じが出るでしょうか。

 

1行目は、副詞です。これは文全体にかかっています。「許されていることは、~」とすればいいと思います。または、最後に、「~なことは、許されています」とする手もあります。

原文の順序どおりに、はじめに訳すか、日本語らしく最後に回すか、どちらでもいいように思います。

 

3行目、4行目は、前置詞句で、すぐ前の名詞を修飾していると考えればいいでしょう。

1行目も含めれば、

「日ごとに雇い入れる」「応援の力を借りることだけは」「許されているので」

となりそうです。

 

結局、

「現在の四人が、日常的な業務を管理しますが、処理しきれないところは外部からの臨時の応援に頼ることは許されております」

としました。