82番です。

 

In the end, I believe the matter to be no more complicated than this:

 

これも念のため分解してみます。

 

1        In the end,

2    I   believe   the matter   to be

3                                               no more   complicated   than this:

 

このようにしてみました。

 

1行目は、「おしまいには」というようなことですね。「つまるところ」なども、候補ですが、適当な訳語を考えることにします。

 

2行目   I   believe   the matter   to be が、この文の中心部分です。

SVOC と考えたらいいと思いますが、この場合は、最後の不定to be は、名詞と考えて、補語の扱いをしたことになります。

SVO と考えれば、その不定詞は、形容詞的用法として、後ろから the matter を修飾することになります。

どちらに考えても、訳に変わりはないところです。

「私は、このことが (~という状態)であることに 気がついた」となります。

当り前ですが、to be は、「である」と訳せるわけです。

 

その to be の(~という状態)を説明しているのが、3行目です。

3行目 no more   complicated   than this: は、complicated の分野において、これ以上に、多くはない、ということですから、

「これ以上に複雑なものはない」とするか、反対にして「こんなに簡単でした」とするか、になります。

最後のコロンは、すなわち、で、文としては切れているが、内容は次の文に続いているということです。

文として切れているとは、その文の中に動詞が一つちゃんとあるということです。

 

ということで、

「つまるところ、問題はこんなに簡単なことでございました。すなわち」

としました。