96番です。
There were, in any case, various aspects to the matter I felt I needed to clarify to myself before proceeding further.
in any case が挿入されていますが、あとはコンマで区切られているということもなく、ひとつながりの文ということです。
分解してみます。
There were
, in any case,
various aspects to the matter
(which) I felt
(that) I needed to clarify to myself
before proceeding further.
と、こんな風に分解しました。途中、関係代名詞を二か所補ったのですが、続けて訳すより matter で切った方が訳しやすいようです。
there were は、そのあとが主語で、しかもその単複に応じて、be 動詞が決まります。
この場合、various aspects が、主語で、かつ複数ですから、were となっています。
「どんな場合も、物事には様々な面があります」ということです。
before proceeding further は、「さらに進む前に」「その先に進める前に」ですが、ここでは、ファラディさんに言い出す前に、ということですね。
myself は、私自身、ということですが、「私の考え」とか「私の気持ち」「私の言うこと」など、もう少し具体的な事柄を添えた方がいいようです。
「どんな場合にも、ものごとには様々な局面があるもので、先に進める前に、自分の考えをはっきりさせておく必要を感じていました」
となりました。