146番です。

 

There is no question at all that he meant any harm;

 

英語らしい文章です。

there is 構文では no question が主語で、それを that 関係代名詞で説明しています。

しかも、no が使われている否定文ですから、後半の関係代名詞部分は some ではなく any が使われているわけです。

 

彼は、いくらかの損害を目的としたという ない問題が まったく ありました。

 

という妙な直訳が出来上がりますが、日本語らしくすれば、

ない問題が まったく ありました というのは、

問題は ぜんぜん ありません ですし、それに後半の関係代名詞部分

彼は、いくらかの損害を目的としたという は、

彼は、傷つけようという気持ちがある ということです。

が、最終的にそういうことは否定され、スチーブンスの弁解がなりたちます。

 

というところで、

「ファラディ様には、傷つけようというお気持ちなどなかったことは間違いございません」

となりそうです。

原文は、セミコロンで終わっていますから、内容的に次の文に続いていきます。