152番です。

 

I therefore continued to stand there awkwardly, waiting for my employer to give me permission to undertake the mortering trip.

 

文の構造としては、複雑ではないようです。とはいえ、まず分解してみます。

 

I therefore continued to stand there awkwardly,

waiting for my employer to give me permission to undertake the mortering trip.

 

やはり、複雑ではありませんでした。

普通の文に、分詞構文による記述が付加されている、という構造です。

 

分詞構文というと物々しいですが、~しながら、ということですね。

 

therefore は、bacause ほどではないものの、理由や原因をいいたいというときに使われるようです。ここでは、そのまま、とか、だから、とかあたりでよさそうです。

 

awkwardly は、きまずく、不器用に、と辞書にはでていますが、居心地悪く、とか、やり場がない、という感じですね。消え入りたい、ともスチーブンスは思っているかもしれません。

 

continued to stand は、立っていることを続ける、わけですが、たちつくす、とか、たちすくむ、という複合動詞が当てはまりそうです。

 

ということで

「そのまま、わたしはいたたまれない気持ちで立ちすくんでおりました」

としておいて、つぎです。

 

つぎは、現在分詞を使った分詞構文になっていますが、to wait と不定詞にしてももちろん大丈夫なところです。が、現在分詞の方が、動作が続いている感じが、よりはっきりするかな、ということです。

 

「ご主人様から、自動車旅行のお許しが出るのをまちながら」

となりますね。

 

まとめれば、

「わたしはそのままそこに、いたたまれない気持ちで立ちすくんで、ご主人様から自動車旅行のお許しが出るのを待っておりました」

となります。