166番です。

 

Nevertheless, I could never be sure exactly what was required of me on these occasions.

 

途中に関係代名詞 what の節が入り込んでいるだけです。

分解も何も特に考えることもなく普通に訳せてしまいます。

 

「とはいうものの、そういう時にわたしがするべきことに納得がいってるわけではございません」

 

ということでいいと思うのですが、文法的なつながりがいまいちはっきりしないのが気になります。

 

I could never be sure exactly は、SVCの文型で、これで完結です。「確信ができなかった」です。

what was required of me on these occasions は、「そんな時に私がすべきこと」ですから、目的語(この場合は目的節ですが)ということになるのですが、これがどこに続くのがはっきりしないのです。

sure というのは形容詞で、目的語は取らないので、what 節の行き場がないと思うのですね。

そこが不思議な所なのですが、こういう繋がりで、しっかり意味が通じるし、これ以外に書きようがないとも思えます。

つまり、さすがノーベル賞と言うことになりそうですが、sure が便利な言葉なんだろうと思います。

 

もう一度書いておけば、

「とはいうものの、そういう時にわたしがするべきことに納得がいってるわけではございません」

と訳して、次に行きます。