174番です。

 

But I must say this business of bantering is not a duty I feel I can ever discharge with enthusiasm.

 

この文も短めで助かります。途中、bantering の後ろに関係代名詞 that もしくは which が略されています。と言い出すと、I feel や I can の前にも that が省略されていることになります。

関係代名詞を補うと、それを区切りにしてそれぞれが一つの文になり、その文ごとに動詞が一つずつ備わっていることになります。英語の基本的ルールが満たされているわけです。

 

ちなみに、省略されているものを補って、分解してみると、

But I must say this business of bantering

                                        (that) is not a duty

                                                   (that) I feel

                                                      (that) I can ever discharge with enthusiasm.

となります。

 情熱をもって尽くすことができるところと

 感じられるところの

 義務ではないところの

 冗談を言うという仕事というべきです。

関係代名詞を「ところと」とか「ところの」と日本語ではその次にくる言葉、つまり用言か体言に合わせて、連用形か連体形かに変化させてつなぐことができます。英語では関係代名詞のthat か which を使うわけです。

 

というところで、まとめると

「しかし、この冗談を言うことが情熱をもって尽くすべき職務だとはどうしても感じられないのでございます」

としました。