190番です。

 

Mr Farraday, however, simply looked up at me and said: 'I beg your pardon, Stevens?'

 

スチーブンスの冗談を聞いた時のファラディさんの反応です。

181番の文で、ファラディさんは crowing noise と、やかましい音を表現していました。big とか、loud とかを使っておけばよかったと思うのですが、ファラディさんは意外性のある言葉を使って、話を面白くする癖があるようです。

そのとき、スチーブンスは、カラス⇒ジプシー⇒移動性⇒ツバメ と発展させて、最終的に カラスとツバメで、冗談を完成させようと考えたのでしょうが、残念ながら

ファラディ―さんは、カラス ジプシー 移動性 ツバメ がすべて関連せず、ばらばらだったのです。カラスからツバメにつながらず、なんで? となるのは、しょうがない気もしますが、カンを働かせてほしいところです。

 

文自体は特に考えるところはなく、

「しかしながら、ご主人様は私に目を移して、こうおっしゃったのです、「もう一度いってくれるかね」と」

としました。