1-7です。
For the first twenty minutes or so of mortering, I cannot say I was seized by any excitement or anticipation at all.
教科書に例文として出てくるような整った文章で助かります。それでも見通しをよくするために分解はしてみます。
① For the first twenty minutes or so of mortering,
② I cannot say
③ I was seized by any excitement or anticipation
④ at all.
こんな風に分解してみました。
②と④で、not at all の形になっています。こんな風に間に文を挟み込むこともあるようですね。
「まったく 言うことができなかった」「ぜんぜん言えなかった」ですね。
①にもどると、for は時間の経過をあらわしています。
「最初の二十分ほどは」
ですね。
of mortering が、「走ってる」です。
あわせて「走りはじめて最初の二十分ほどは」となります。最初ですから、走りはじめて と はじめて を入れると日本語らしいです。
挟み込まれている③は、受動態ですね。ちゃんと by が使われています。
not at all の必要品の any がここにあります。
anticipation は「期待」とか「予感」です。
「なんの興奮にも期待にもつかまれない」と言っています。
出発はしたもののスチーブンスはまだまだ旅行の気分にはなっていないようですが、周りの景色が同じだと、そういうことなのですね。
というところで、
「走りはじめて最初の二十分ほどは、期待というか興奮というか何もわいてこないのでございます」
としました。
ちなみに seize ですが、読み方は [si:z] です。