1-15です。

 

I could sense the steep drop to my left, though I could not see it due to the trees and thick foliage that lined the roadside.

 

そこまで複雑な文ではなさそうですが、分解をしてみます。

 

① I could sense the steep drop to my left,

② though I could not see it

③ due to the trees and thick foliage

④ that lined the roadside.

 

こんな感じに分解できますね。

①が主節になります。②以下が、その状況の説明というわけです。

 

①の could は、こういうのを見ると仮定法かと用心してしまうのですが、ここでは can の過去形ですね。何かが「できた」を含めて訳せば、

「私の左側は、急な崖として落ちているように感じることができた」と、

なります。「落ちているような気がし」ているようですね。

the steep が could sense の目的語になっている SVO の文型です。

drop to my left は steep にかかっています。

 

②は、そう感じた理由です。

「見ることはできなかったけれど」

です。

更に理由が続きます。

③は、

「木々や厚い雑草のせいで」

です。

その木々や雑草は

④の that 関係代名詞でかかっていきますが、先行詞は trees と foriage です。

「道路に沿って生えている」

となります。

 

これをくっつければ

「道路に沿って生えている木々や雑草のせいで、見ることはできませんでしたが、左側は崖となって落ちているように感じました」

となります。

崖でも、上がっているのなら木々や雑草は上へと続いているはずで、下っていれば、空を通して遠くの景色や雲が見えるはずです。だから、見えなくても感じることはできるというわけですが、こういう理屈っぽいことを上手に書くもんだと思います。