1-31です。

 

'You got to have a good pair of legs and a good pair of lungs to go up there.

 

今回の文はここまでです。

はじめは引用符から始まっていますが、住民の言っていることなんですね。

で、この発言は、1-35の文まで続き、そこに引用符の終了分がでてくることになります。文ごとに勝手にこういう番号を付けたために起きたことですので、ご注意ください。

 

got to have は、have to got の変形だと思います。

have to ~ で「ねばならない」ですが、このままだと have to have となるので、こんなふうに変えたんでしょうね。

丈夫な脚と肺が必要だということがしっかり伝わります。

 

pair of は、脚も肺も「二つで一組」ということを強調していると思うのですが、日本語の訳には「一組」とか「二つ」というのはなくてもいいように思います。

 

to go up there は、「あそこまで登るには」です。

不定詞 to go が使われていますが、一つの文には「動詞は一つ」というのが鉄則なので、一つ目の got に対して、二つ目以降の動詞の have と go は不定詞にしなければならないのです。

日本語では、動詞には連用形という形があり、それが不定詞の役目を果たします。日本語でも、動詞は一つということになりそうです。

 

というところで、

「『立派な脚と肺がね、あそこまで登るには必要となるんですよ。」

としました。

閉じる方の引用符は、ここではなく、35番の文の終わりに出てくるはずです。