1-45です。

 

I mean, even I can manage on a good day.'

 

ここまでが住民の発言です。引用符が閉じられているのは、その印です。

 

I mean は、「私が意味するのは」と訳せばいいと思うのですが、「もっとも」とか「いやね、」のような言葉をつなぐような訳もあると思えます。

あるいは、ここは直接訳さず、おたがいの関係に応じた用言部分の言い方にまとめるのもあると思えます。つまり、I mean は敬関詞の変形と考えるわけです。

 

インタビューなどの会話の中でよく出てくる you know とか、その丁寧版の you realize なども、まともに訳すより、その言葉の用言部分を、そういう認識がある場合の言葉遣いにするというのが、日本語として自然だと思います。「です」「でございます」「でしょ」などと訳せば自然な日本語になります。

 

manage は、「なんとかやり遂げる」とか「をうまく扱う」というように、単純にやってし合うのではなく、工夫しながらやるという感じがします。

 

a good day は、「日が良い」のではなくて、「体調が良い日」ということですね。

つまり、good には二つの場合があるようです。そのものが良い場合と、良いと誰かが思っている場合の二つです。

日本語の「おいしい」「うまい」も二つの場合があるようです。そのものがうまいのか、誰かが食べてうまいと思っているのか、の二つです。これについては長くなりそうなので、また改めて。

 

ということで、

「わたしだってね、調子が良ければ何とかなるんですよ」

としました。