1-51です。

 

that is to say, he intended it as a bantering remark.

 

前の文はセミコロンで終わっていました。その中身ということです。

 

that is to say はもう何回も出てきています。スチーブンスの口癖といってもいいようですが、熟語と考えてもいいし、そのまま不定詞を名詞と考え、that とis であると考えてもいい感じですね。

「それは言ってみることです」というのですから、「つまり」あたりでいいでしょう。

 bantering remark は、「冗談的な見解」ということで、「冗談のつもりの発言」ということです。

 

ここへきて、自動車旅行に出発した時の目的の一部が顔を出しました。スチーブンスは冗談にも気持ちが引っかかっていたのでした。

冗談とは、あるいはギャグとはどういうことかの一部が理解できたのかもしれません。

初対面の他人同士では、なかなか冗談は通じないとは思うのですが。

 

ということを考えるのですが、それはそれとして、

「つまり、住民は冗談のつもりで言ったようでした」

としました。