147番です。

 

 'Though of course,' the Society went on, 'this by itself is far from sufficient to satisfy requirement.'

 

英文での発言は、こういうパターンで表記されますね。

最初の一言、発言者、続く言葉というのがパターンだと思います。

ということで、それに準じて分解してみます。

 

⓵  'Though of course,'

② the Society went on,

③ 'this by itself is far from sufficient to satisfy requirement.'

 

こんなふうになりました。見通しが良くなりました。

 

⓵は、146番の入会条件は、まず名家に雇われていること、と言っていました。けれど、それだけでは十分ではないぞ、というようですね。

「けれども、もちろん」

という感じで、更に条件を増やしていきます。。

 

②は、

「協会は、続けます」

です。

 

③は、もう一度書いておくと、'this by itself is far from sufficient to satisfy requirement.'

ですが、'this by itself が主語部分、is が動詞、far が補語という SVC の文型です。

残りの from sufficient to satisfy requirement.' という前置詞句は far にかかっている修飾の副詞句です。sufficient は、ここでは物質名詞のようで、「十分さ」ですね。

「要求を満たす十分さから」

ということになります。これが、is far なのですから、

「要求を満たす十分さから遠く離れている」

となります。

主語の this by itself は、this が by itself で強調されている感じで、

「このこと、それだけでは」

となるように思います。

 

というところで、

「けれども、もちろん」と、協会は続けます。「このこと、それだけでは、要求を満たす十分さから遠く離れているのです」

となります。ちょっととしつこい感じなので、

「けれども、もちろん」と、協会は続けます。「このこと、それだけでは、十分とはいえないのです」

とします。