173番です。

 

But those same absent attributes, I would argue, are every time those of a superficial and decorative order, attributes that are attractive, no doubt, as icing on the cake, but are not pertaining to what is really essential.

 

長い文です。コンマで区切られているのですが、変則的です。分解してみます。

 

① But those same absent attributes,

② I would argue,

③ are every time those of a superficial and decorative order,

④ attributes that are attractive, no doubt,

⑤ as icing on the cake,

⑥ but are not pertaining to what is really essential.

 

こんな風に分解しました。

①②③が、前半の文です。④⑤⑥は、attribute に関する補足という感じになっています。コンマで繋いで、軽く付け足している感じです。同格として扱えばよさそうです。

 

②が主節で、その内容が①と③です。that を補うと分かりやすくなると思います。書き換えて見れば、

I would argue (that) those same absent attributes are every time those of a superficial and decorative order,

主節の I would argue は、I say の敬語と考えればいいと思います。辞書には、議論する、主張する などが出ていますが、ここでは日本語として、

「と 申し上げたいのです」

あたりが合うと思います。

 

「これらの (父が)持ち合わせていなかった 才覚は どんな時でも 表面的で 装飾的な 特質でした と申し上げたいのです」

となります。

 

このあと、才覚とか特質というものを説明する文が続きます。

「才覚とは、」

で始めればいいと思います。

「才覚とは、疑いもなく、魅惑的なものです」

というのですが、その好例として、ケーキに振りかけてある粉砂糖をあげて、その理由を⑥で説明しています。

⑥は現在進行形で、主語は④の attributes です。この attributes は関係代名詞で are attractive, no doubt, と結ばれています。

「才覚というものは、真に本質的なものに属してはいないのです」

となります。but の訳として、「ざんねんながら」あたりがいいかもしれません。

 

その前に、⑤をつけて、

「ケーキに振りかけられている粉砂糖のように」

と分かりやすい例をあげています。

 

ということで、まとめれば、

「才覚というものは、疑いもなく魅惑的なものですが、ケーキの上に振りかけられている粉砂糖のようであって、残念ながら その本質には属していないものなのですと 申し上げたいのです」

とします。