176番です。

 

The obsessions with eloquence and general knowledge would appear to be ones that emerged with our generation, probably in the wake of Mr mershall, when lesser men trying to emulate his greatness mistook the superficial for the essence.

 

長い文です。分解をしてみます。

 

① The obsessions with eloquence and general knowledge would appear to be ones

② that emerged with our generation,

③ probably in the wake of Mr mershall,

④ when lesser men trying to emulate his greatness

   mistook the superficial for the essence.

 

こんな風に分解しました。

①が主節です。④が、when で始まる条件節です。副詞節ですね。②は関代 that を通して1の ones にかかっています。③は、④の when を限定してマーシャルさんの登場が契機になったと言っています。

 

さて、①ですが、主語が名詞なので日本語に訳しづらいと思いますが、まずは直訳で。

「雄弁と広範な知識に対する欲求は、人々にみえてくる」

となります。日本語に近づければ、

「雄弁と幅広い知識にあこがれる人々が増えてきた」

とすればよさそうです。

 

ones は人々としたのですが、どういう人々かと言えば、それが②で、

「我々の世代になって現れてきた」人々です。

全体を訳すときには、この②から始めればいいと思います。

 

さらにそれは

「おそらく、マーシャルさんの出現があった以降」

ではないかと、時間的な限定と、マーシャルさんという名前を出して、具体的に目標となる人も限定しています。

 

具体的に手本となる人がいても、それを真似するのは容易ではないことは当然です。

 

それが最後の when 節になります。

「彼の偉大な所を模倣しようとする劣っている人が、表面に現れたことを 本質だと勘違いするして」

 

ひととおり直訳はできたので、つなげてみます。

「我々の世代になって、おそらくマーシャルさんの出現以降に 彼の偉大な所を模倣しようとする劣っている人が、表面に現れたことを 本質だと勘違いして、雄弁と幅広い知識にあこがれる人々が増えてきた」

となります。

 

何だかわかりにくいですが、

「我々の世代になって、おそらくマーシャルさんの登場以降、彼の偉大なところを模倣しようとした軽はずみな人たちが、表面に現れたことを本質だと勘違いして、すなわち、滑らかな話しぶりとか幅広い知識などにあこがれるようになったのです」

とすれば、多少は意味が通じるように思うのですが、頭から訳した方がいいかもしれません。つまり、

「私たちの世代になると、上手な話し方や幅広い知識を追い求めるようになってきたと思います。特に、マーシャルさんが現れてからは、並の人間は彼の良いところを真似さえすれば、表面ばかりか本質にも近づくと勘違いしてしまいました」

と訳した方がよさそうです。