145番です。

 

 But one matter the Society resisted pronouncing on for some time was the question of its own criteria for membership.

 

まず分解してみます。

 

⓵  But one matter

②                    the Society resisted pronouncing on for some time

③ was the question of its own criteria for membership.

 

こんな風に分解しました。

 

⓵の one matter が、この文全体の主語です。

「一つの事柄」と訳せばいいと思います。a matter と違って、one を使っているのは、事柄の中である一つの物を強調したいからと考えます。

「とりわけ一つの事が」という感じかなと思っています。

 

それが主語で、②を飛ばして③の動詞部分へ続きます。

つまり、①と③でSVCの文型になっています。③は

「会員資格に対する 協会独自の 入会資格の 問題です」

となっていますから、①と合わせると

「とりわけ一つの事が、会員資格に対する 協会独自の 入会資格の 問題です」ととりあえずなります。

 

②は、その一つの事を限定的に表現したもので、一種の定義的なものになります。

resisted pronouncing は、動名詞 pronouncing がresistered の目的語になっていますから、表明を拒否してきたとなります。

「協会が、しばらくの間 明らかにするのを拒否してきた」という訳にすれば意味が通じると思います。

 

というところで、まとめると、

「しかし、協会が しばらくの間 表明を拒否されていたことが 協会独自の会員条件の問題です」

となります。

 

となると、「その一つの事とは何か」と聞きたくなってくるのは人情ですね。

それが146番に続きそうです。