98番です。
For even taking into account my employer's generous offer to 'foot the bill for the gas', the costs of such a trip might still come to a surprising amount considering such matters as accommodation, meals, and any small snacks I might partake of on my way.
長い文ですが、はじめから読む順に理解していけばいいようです。
といっても、分解してみましょう。
For even taking into account my employer's generous offer to 'foot the bill for the gas',
the costs of such a trip might still come to a surprising amount
considering such matters as accommodation, meals, and any small snacks
I might partake of on my way.
generous 寛大な 気前の良い 物惜しみしない
accommodation 便宜 好都合 予約席 家 敷地
partake 参加する 加わる 共にする
こんな感じになりました。さほど入り組んではいないようです。
take into account は、計算に入れる、で、それが even 譲歩で、for は理由です。
my employer's generous offer to 'foot the bill for the gas' は、
「というのも、ファラディ様の、ガソリン代は僕が持つよ、という親切な提案」で、
続ければ、ここまでは、
「というのも、ファラディ様が気を利かせて、ガソリン代は僕がもつよとおっしゃって下さっていますので、それを含めて考えても」
です。
might は仮定法、だからこの行は頭で考えていることです。
「このような旅行の費用は、びっくりするような金額になるかもしれない」と考えているのです。
still は、強調ですが、高止まりという感じを出しています。どこまで膨れ上がるかわからないが、そこから下がることはないことはわかる、という感じでしょうか。
considering such matters は、その前に if I would be を補ってやれば、仮定法の条件文になって、形が納まります。ただし、内容が、宿泊費だの食費、おやつ代などですから、条件節にはしないで、軽く分詞構文で表現したようです。
I might partake of on my way は、どこに掛かるかということですが、宿泊費、食費は当然で、あえて言うこともないわけで、そうなると一人でドライブ中に食べるおやつに掛かると考えた方がリアルです。
partake という聞きなれない単語を使った意図がどこにあるかですが、ここでは全部に掛かると考えました。
「途中で必要となる宿泊費、食費、おやつ代などの費用を考えに入れると」です。
全部繋げれば、
「というのも、ファラディ様が気を利かせて、ガソリン代は僕がもつよとおっしゃって下さっていますけれども、途中で必要となる宿泊、食事、おやつなどの費用を考えに入れるとべらぼうな金額になってしまうかもしれません」
となります。