1-32です。
Me, I haven't got neither, so I stay down here.
今回もこれだけです。会話は短いもんですね。
最初の me は、動詞に対しての間接目的語になります。
例えば、ask という動詞を考えると、Do you ask me a reason? という文が浮かびます。
「あなたは 私に 理由を 聞くのか」ということになるのですが、この中で me だけが残って、後は省略されてしまっています。
日本語だと、「私?」とか「俺?」とかになって、イントネーションで語尾が上がるケースだと思うのですが、主格のように思ってしまうのですが、英語では、間接目的格と感じているようですね。
まあ、僕らとは多少感じ方が違うのだろうということですね。
I haven't got neither は、もとは either だったものが、否定文の中で neither という否定形に変化したということですね。否定の否定ではないようです。
down here は前の文では up there となっていたところを、全くの反対にしたということでしょうね。
「上の あそこ」に対して「下の ここ」です。
ということで、
「私はね、もうどっちもないんで 下の ここまでですよ」
という訳にします。