1-86です。
Indeed, as I was making my way back to this guest house this evening, I glanced back over my shoulder on a number of occasions and was met each time by a view of the sun setting behind that great spire.
長い文ですから、とりあえず分解することにします。
⓵ Indeed,
② as I was making my way back to this guest house this evening,
③ I glanced back over my shoulder on a number of occasions
④ and was met each time by a view of the sun setting behind that great spire.
こんな感じになるでしょうか。前置詞句などはこれ以上に分けない方がよさそうです。
⓵は、「確かに」ですが、前の文で大聖堂の塔はどこからでも見えると言っているのを確認しているわけです。
②は、その確認がどんな時になされたのか、ということを書いています。
「その日の夕方、ホテルへの帰り道を歩いているときに」、振り返ってみるとどんな時でも、見えているわけです。
③は、振り返ったときには、
「私の肩越しに、いつでも、見ることができました」
と、ここは能動態で書いています。といっても glance は自動詞です。明確に目的語として、聖堂の尖塔を書いていないことが、次の受動態の文との程よいバランスと感じます。
④は、主語の I は前の文と共通で省略されていますが、受動態の文になっていて、I 私が、a view of the sun setting によって見られていると書かれています。
どこに沈んでいくかは、behind that great spire となっていて、つまり前置詞句 behindで、「大きな尖塔」の向うに沈んでいきます。
「大聖堂の尖塔の向うに沈んでいく夕日に、どんな時も私は照らされていました」
となります。
というところで、
「確かに、その日の夕方ホテルへ戻る道すがら、振り返ると肩越しに、沈んでいく夕日を背に大聖堂の尖塔をいつでも見ることができました」
とします。