113番です。

 

I have nothing against Mr Jack Neighbours, who sadly, I understand was killed the war.

 

今回は短い文ですが、スチーブンスが考えながら話している感じがよく出ています。

前絵から順に訳してくればいいでしょう。

 

against は、に反対して、に対抗して、のように、反対、対立を表す前置詞です。

これとは逆に、with は、同意、同調、賛成、などを表します。

ということで、who の前までは、

「私はジャック・ネイバーズ氏に反対するものは何もありません」

となりますね。

 

who は、関係代名詞の継続用法と言われているようですが、続けてその人の情報を追加していく表現です。

「残念なことに、先の大戦で戦死したと承知しておりますが」

と補足しています。

 

ということで、合わせれば、

「私はジャック・ネイバー氏に反対しようとするものではありません。お気の毒なことに、先の大戦で戦死なさったと伺っておりますが」

となります。