1-25です。
He called to me again and though I could not quite make out his words.
今回も短い文で助かります。しかも、and があるところを見るとさらに短い文がくっついているわけですね。
① He called to me again
② and
③ though I could not quite make out his words.
分解するとすればこうなりますね。and は接続詞として独立させておきました。
①と③の二つの文がはっきりすると思います。
③の though は接続詞ではなく、ここでは副詞ですね。「けれど」「でも」です。
and though は、ひとこと but でもいいわけですが、そこを選んでいるのがスチーブンスの人柄をあらわしているということになるのでしょう。
make out は、「見えないものが外に出る」と辞書には書いてありました。「わかる」ということになると思うのですが、聞こえたことが分かるのか、言葉の意味が分かるのかがはっきりしません。
まとめれば、
「彼はもう一度私に話しかけました、が、何を言っているのかよくわかりませんでした」
としておきます。