1-83です。
time and again, I found myself wandering past delightful rows of old timber-fronted houses, or crossing some little stone footbridge over one of the many streams that flow through the city.
セミコロンで続く文です。
いいところがいっぱいあるといったので、それを具体的に例を挙げて説明しているわけです。内容を掘り下げているとか、もっと詳しく説明しているというようなことです。
まず、分解してみます。
⓵ time and again,
② I found myself
③ wandering past delightful rows of old timber-fronted houses,
④ or crossing some little stone footbridge over one of the many streams
⑤ that flow through the city.
③と④は対句になっています。
⓵は副詞句、②が本文でSVOの文型というか、③と④を含めれば、SVOCの文型になります。
何度も、古い町並みの通りを通り過ぎ、小さな流れにかかっている橋を渡り、歩き回っている、(ここが目的補語で)自分自身を(ここが目的語)見つけた、となるのですが、単純にSVOとして、wandering と crossing を後ろから修飾しているだけと考えても問題はないと思います。
というところで、
「どこに行っても、古い木材を組んだ懐かしい建物が並ぶいにしえの街が連なり、また町中いたるところを流れる小川にかかる石のはしを渡って、飽きることなく歩き回ったのでございます」
とします。