99です。
What is pertinent is the calmness of that beauty, its sense of restraint.
pertinent 関連する 属する
calmness 静けさ 冷静 落着き
restraint 抑制 制止 拘束
短い文ですが、曲者ですね。is がすぐ近くで二つもあります。
見やすいように分解してみま
⓵ What is pertinent
② is the calmness of that beauty,
③ its sense of restraint.
近くにあった is が気にならなかうなりました。
⓵は、一つの文ですが、これで一つの名詞となっていて、②の is の主語として機能しています。訳は
「関連していることは何かということ」という名詞に訳せます。
what はことさら「何」と訳さなくてもいいようです。つまり、something と思えばいいようで、
something pertnent と言い換えることができそうです。
スチーブンスは、大上段に振りかぶっているので、こちらの表現 What is pertinent が似合いますね。
「関連しいているもの」とは、どういうことかですが、「それが意味していること」と考えたらいいと思います。つまり、「「greatness」「偉大さ」が意味すること」とは、と考えれば、わかりやすいのではないかと思います。
それが②の主語になっており、構文としては①②を合わせて、SVCになっています。つまり、What is pertinent という文(節)は、名詞節ということになり、名詞として機能しています。
「関連していることは、その美しさには落着きがあるということです」
と訳せます。
is は、である より、の中にある、という気分ですね。
③は、同格で the calmness of that beauty を指します。
「その美しさの中の静けさ」とは、つまり「それが持つ抑制された感情」と言い換えています。
これを分かりやすい日本語にするのが、「訳」と思うのですが、スチーブンスは気に入るかどうかですね。
「それが意味することは、その美しさにおける静けさ、つまり、抑制された感情ということになりますまいか」
としておきます。
スチーブンス風の口調にしましたが、意味は何とか分かる程度です。
押しつけがましくない、派手ではない、というイギリスの景色を説明するのは難しいですね。