103番です。

 

what is a 'great' butler?

 

コロンでつながっていたのは、この文でした。

つまり、私たち召使および執事の中で議論されていること、あるいは 議論されてきたことでした。

 

文としては、疑問詞から始まる疑問文の模範的なヤツのように見えます。

What is this? 「これは何であるか」の this を a 'great' butler に変えただけですから、その部分の言葉を変えると、

「偉大な執事は何であるか」

となり、意味も通じるので、これで一件落着となります。

 

と思うのですが、もう少しほじくってみて、「格」つまり、主語になる「主格」と、補語になる「補格」を当てはめてみたいのですが、すなわち

「偉大な執事とは何か」と「何が偉大な執事か」と

どちらが正確な訳かということなのですが、

主格と補格は同じ形で、これ以上考えようがないというのが実際です。

 

というところで、

「「偉大な」執事とは何か」

とします。

 

前の文も含めて改めて訳すと

「問題の本質は、私たちの職業の中で、長年にわたり論争になってきた事柄、つまり、「偉大な」執事とは何か、ということに共通しているのでございます」

となります。