1-89です。

 

Indeed, I have seen in encyclopedias and the National Geograrhic Magazine

breath-taking photographs of sights from various corners of the globe:  

 

セミコロンで終わっています。文としては、ここで完結しているのですが、内容的にもう少し言いたいことがある、というわけで、それはセミコロン以下の文ということになります。

 

前の文では、絶景がある事は認めていました。何を根拠にその存在を認めたか、ということが今回の文です。

 

長いけれど、語句が多いだけで、特に分解はいらないように思います。

ただ、文型はSVOですが、Oが場所を示す前置詞句の後ろに回されているというのが、ちょっと普通と違うかなと思います。

つまり、SV in~ O となっています。普通は、SVO in~ ですね。

スチーブンスは自分勝手にそういう絶景があると想像しているのではなく、権威ある百科事典やナショナル・ジオグラフィーに取り上げられているのだから、間違いはないということを、早く読者に伝えたいということで、目的語より先に書きたかったわけのようです。

 

ということで、

「確かに、私は百科事典やナショナル・ジオグラフィーの中で、地球上の秘境の特集コーナーで息を呑むような絶景の写真を見たことがあります」

としました。

つぎは、そういう景色の例がくるのでしょうね。